11月のお料理
2012年11月01日
11月のお料理 昼食36,750円コースの一例を紹介させて頂きます。
※献立内容は当日の仕入れ状況等により変更することがございますが、
ご了承の程、よろしくお願い申し上げます。
八寸
はじめに、秋草や色づいた柿の葉などをあしらい
秋の情緒を感じて頂く八寸が銘々に出ます。
内容は、日によって変わりますが、だいたい松葉蟹の酢の物、
紀州産の新唐墨、あん肝、白子等7〜8種類のプチ・キュージーヌを
一つ一つ工夫して彩りよくデコレートして おります。
煮物椀
今(11/1)でしたら名残の脂ののった鱧と丹波地域の
ゴロンとした松茸 を挽きたての鰹出汁 とご一緒に!!
出汁の原料は、美味しい水、私どもの為に選ばれた昆布&塩、
私どもの為に作られている鰹節&醤油 です。
出汁は、それぞれのその時々の素材を把握しそれにあったタイミング、
火加減が重要です。集中を要する仕事です。
11月中旬になれば、牡蠣しんじょうのみぞれ仕立等に変わります。
お造り
瀬戸内の河豚の薄作りと北海道で水揚げされたトロの焼き霜作りです。
湯葉蒸しには揚げたての活車エビと零余子(ムカゴ)を
交互に生姜あんにてあつあつを召し上がっていただけます。
焼き物
脂ののった真魚鰹を椎茸とはさみ葛の葉にて包み込み焼き上げております。
紅葉したいろいろな葉っぱでデコレートした野趣感あふれる「落ち葉焼き」です。
器として、ほうらくに炭を仕込んだ物をご用意することによって、
はじめから食べ終わるまであつあつで召し上がって
いただけるよう心がけています。
炊合わせ
京芋(海老芋)、菊菜、焼穴子、京人参などをそれぞれに
焚きあつあつで召し上がって頂くようタイミングを合わせ仕上げます。
御飯
牡蠣御飯、蟹雑炊、河豚御飯、等その日のお楽しみです。
ご希望がない限り3年間位は同じ献立に成らぬよう工夫させて頂いております。
御飯は、アルデンテに仕上げ蒸らしません。
その代わり水の割合は多めに成ります。
そのように仕上げると大変美味しく感じるのですが
その美味しいタイミングが大変短くお客さまの召し上がる
スピードに合わせる事は大変微妙で集中力、
コミュニケイション能力が必要とされます。
一度味わってみてください。
おつけ物も当然私どもで吟味し漬けた物をお出ししています。
果物&デザート
お菓子は、時間を合わせ栗善哉をお出ししています。
ご予約の際に好き嫌いの嗜好、目的をお聞きできれば お好きな物にアレンジさせて頂きます。
ワインにあわせてのアレンジも面白いですよね!
ご紹介しましたのは、ほんの一例です。
ご要望もお伺い致しますが、食材についてはその日に入った、
旬の最高の材料をお選びしており、
それを元にベストな献立をご用意させて頂いております旨、御了承下さい。